「心技体」を楽しく

Genesis Arts Golf Clubでは、日本人が古来使っていた基本動作を習得することで、自身の 体を使うコツ（技）を伝授しています。そのコツを使いこなすことができれば、普段の生活 の中で姿勢や体型（体）も変わります。そして、身体の各関節の向きや動きの連動が自律神 経や脳神経を刺激し、思考力や判断力が高まっていきます。それらの動きや反射運動、神経 への刺激が精神的安定と新しい発想（心）を生み出す力となり、より豊かな人生となるきっ かけになります。
これらを実現するためには、欧米からやってきたPDCAサイクルではなく、日本古来よりあ る「守破離」のステージを活用することで、効率的に、そして、新しいものを取り入れるこができる自己成長サイクルに乗せることが大切です。

ＰＤＣＡとは

ＰＤＣＡとは、欧米からやってきた目標達成のための循環システムです。もともと、生産、 業務プロセスの中で改良や改善を必要とする部分を、特定・変更できるようにするために提 唱されたモデルで、各プロセスを測定・分析し、ＰＤＣＡのサイクルを継続的に回すことで、 連続的なフィードバックが行えるよう、ループ型のモデルが生まれました。合理的に課題を 分析・対策することで、掲げた目標を達成するには最適なサイクルですが、永遠に終わりな き世界でもあり、新しいものを生み出すことが苦手なサイクルと言えます。

「守破離」で成長を

諸説ありますが、千利休の極めた茶道から確立された「守破離（ＳＹＵＨＡＲＩ）」も、型を守る、型を破る、型を離れるという３つのステップから成り立ちます。一つひとつは簡単な動作で も、基本に忠実な動きをマスターすることで、新しく出会った複雑な動作に対して自身に取り 入れる事ができるようになります。その型は、いずれあなたのオリジナル動作へと育っていき ます。「守破離（ＳＹＵＨＡＲＩ）」は、基本をマスターすることで新しいものを取り入れること ができる、自己成長のための最適なサイクルと言えます。